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バスクリネン(バスク織り)について  
   
バスクリネンという言葉は馴染みがないかもしれません。
バスクリネンって何?という方へ・・
バスクとは、フランス南西部からスペイン北部にまたがる地方のことで、独自の文化、言葉(バスク語)をもつ、自然豊かな土地です。 
そこで古くから使われてきた、やや厚手の布類はバスクリネン(linge basque)と呼ばれ、その質の高さ、デザインのシンプルさ、丈夫さ、織りや色の美しさにより、バスク地方の名物となっています。
バスク地方を旅すると実にさまざまなリネンの店を街中で見かけることができます。
最近はマルチボーダーなど、カラフルなものも人気の様子・・
ですが、プラムではベーシックな色を中心とした、織りの美しいものを取り扱っていきたいと思っています。


 
Ona-Tissについて


プラムでお取り扱いしているほとんどのバスクリネンは、Ona−tissの製品となります。
フランス・バスク地方の中心ビアリッツから山に向かって一時間ほどの町St.PalaisにOna−tissのアトリエがあります。

Ona−tissとはバスク語で‘良き織り物’という意味だそうです。
その名のとおり、このメーカーでは糸を紡ぎ,生地に仕立てるところまでの全ての作業を現地で行っています。昔ながらの伝統的製法で、全ての作業を現地にて行っているのは今やOna−tissだけになってしまったそうです。(隣のベアルン地方には同様の製法を保っているメーカーが2社あるそうです。いまやバスクの名物となっているバスクの布は、このベアルン地方が発祥の地だそう)

製品には全て‘Tissé en France, au Pays Basque'(フランス・バスク地方で織られましたという意味)のラベルがあるのですが、こう表記できるのはバスクではこのメーカーのみだそうです。
実際に手に取ると、しっとりとした手触り、洗濯後はもっとふっくらとなり、もともと織りの入っている生地のため、どんどん柔らかく、風合いが良くなっていくのが分かります。
(Mantaserというラインのシリーズのみは平織りとなりますが、入っている7本線は浮き出た感じになっています。)

青・赤のベーシックな色はもちろん、リネン色(ベージュ)、オールドローズ、空色など、どの色も本当に色出しが美しい。 バスクを訪れ、様々な店を回り布を見ましたが、この色の美しさに一番惹かれたのが、(そして大きな町にはあまり置いていなかったことも)お取り扱いを始めた大きな理由でした。 実際に使い始めて、そのしっとりとした手触りを再認識したという感じです。

Ona-tiss社は1948年、下の画像のMayalenさんのおじい様によって始められました。
 そして6年前、Mayalenさんとそのご主人が跡を継がれ、以前とは違った新しいラインの製品も作り出しているとのことです。昔ながらの製法で生地を作っていくのは、大変な労苦を要するけれど、それを誇りにしている、と熱く語るMayalenさんです。



ona-tissアトリエ風景  2004.7.L’expresssより
 





お取り扱いの注意点
 
   
バスクリネンは、昔ながらの方法で作られています。 
一切の化学処理を施さない、100%ピュアコットンを使用しているため洗濯後10%前後生地が縮みます。 表示は洗濯前の数値です。
お洗濯の際は、ご使用前に一度30度のお湯で洗っていただくことをお薦めします。
(高温洗濯が可能な場合)90度までのお湯で洗うことが可能ですが、60度くらいが適温とのことです。
ワイン、果物のしみなどには、最初90度の高温で洗い、その後薄めた漂白液を入れてから再度30度のお湯で洗ってください。
 油性のしみには、洗濯前にマルセイユ石鹸をしみにこすり付けてしばらく漬けておいてから、洗濯機で洗うと効果的です。
 
   
バスク地方の旅行記はこちらから・・  
   
バスクリネン(バスク織り)